深礎工法

深礎工法

深礎工法とは国内では昭和5年頃開発され、施工方法は人力又は機械によって掘削を行いつつ、坑壁の保護を行い、所定の深さまで堀り進む。 その後坑内において鉄筋を組立、コンクリートを打ち込み、杭を構築する。土留め材として 鋼製リングと波板鋼板(生子板)、ライナープレート、セグメント、近年ではコンクリートやモルタル吹付によって行う場合もあります。


長所

  • 狭い敷地や傾斜地又は根切面からの施工が可能である。
  • 大口径の掘削や底部の拡大が可能である。
  • 地中障害や転石がある場合でも掘削は可能である。
  • 支持層が岩盤など非常に硬い地層でも掘削が可能である。
  • 支持地盤、坑壁を直接観察、確認出来る。
  • 無水でコンクリートを打ち込む為、余盛りの必要がない。

短所

  • 地盤又は地下水の状況によって掘削困難、もしくは不可能になる(地下水の湧多く、揚水が不可能な地盤。
  • 酸欠、あるいは有毒ガスの発生する場所。

遠心力吹付け工法研究会

当社では深礎工事を中心とした各種立坑の施工を行っています。

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